このブログでは、LINE Research Platform×博報堂共同研究プロジェクト『若者インサイトラボ』の調査結果を発表しています。

もうすぐクリスマスですね。ということで、第二回目はクリスマスについての調査結果をご紹介します。

まず、若者代表として20代の独身男女が、クリスマスを誰と過ごすのか調べた。

  • 20代独身男性の33%が、クリスマスに恋人や友だち、家族と過ごす予定のない、いわゆる「クリぼっち」。
  • それ以外では、「恋人や好きな人と二人きりで過ごす」28%、「家族と過ごす」20%、「友だちと過ごす」23%という結果。
  • 20代の独身女性でも4人に一人(26%)が「クリぼっち」。それ以外では「恋人や好きな人と二人きり」32%、「家族」30%、「友だち」26%と、それぞれ約3割ずつ。特に家族と過ごす割合は、女性のほうが男性より10ポイント高く、若い独身女性は「家族クリスマス」を楽しむ傾向がみられた。

 1_クリスマスの予定

 理想は素敵なレストランやイルミネーション!だけど現実は厳しかった・・・

「クリぼっち」や「家族クリスマス」のウェイトが、思いのほか高い結果となっているが、本当はクリスマスをどのように過ごしたいのか、”理想と現実のクリスマスの過ごし方”を比較。

  • 20代の独身男女ともに理想はやはり、「恋人と素敵なレストランで食事」(男性29%、女性43%)をしたり、「恋人とイルミネーションやツリーを見に行く」(男性27%、女性34%)であった。その他には「友だちとホームパーティ」(男性18%、女性26%)も人気。
  • しかし現実は厳しく、実際の予定としては男女とも「仕事やアルバイト」がダントツ(男性23%、女性32%)。特に男性は2位も「いつも通りひとりで自宅で過ごす」(18%)となっており、過ごし方を見ても、独身男性の「クリぼっち」具合が際立つ結果となった。
  • その一方で、独身女性は4位に「家族とホームパーティ」(11%)、5位に「友だちとホームパーティ」(10%)がランクインし、恋人と過ごさない場合でも、みんなでクリスマスを楽しもうとする様子がうかがえた。
  • 「クリぼっち」を甘んじて受け入れる男性と、他の方法で楽しめる女性という、性別での行動の違いが見受けられた。

2_理想と現実のクリスマスの過ごし方

③みんなのクリスマスお財布事情!若者の中には「セルフサンタ」する人も

クリスマスに支出を計画している2040代が、クリスマスにいくら使う予定かを調査。

  • 男女別ではどの年代も、男性の方が女性よりも高額の出費を予定している。とりわけ、独身男性の方が既婚男性よりも出費額が高い傾向で、20代独身男性で平均24,430円、40代になると35,620円にもなった。
  • クリスマスのお金の使い途といえば、クリスマスプレゼント。20代独身男性に、プレゼントを贈る相手を聞いてみたところ、「恋人や好きな人」に贈る方が31%、次いで「友だち」や「自分自身」に贈る方がそれぞれ6%。
  • その平均金額は「恋人や好きな人」18,620円に対し、「友だち」は1,982円と比較的リーズナブル。しかし「自分自身」にはなんと18,257円もかけ、恋人へのプレゼントとほぼ同額であった。
  • 20代男性の中には、友だちに気軽にプチプレゼントを贈りつつも、クリスマスの流れに乗り自分自身に高級なプレゼントをする「セルフサンタ」が存在。消費欲が乏しいといわれている現代の若者だが、クリスマスばかりは一年間頑張った自分に、ご褒美をしているのかもしれない。 


3_クリスマス平均予算

④リア充予備軍はSNSクリスマス!恋愛ステータスからクリスマス観を分類

実際のところ、恋人や好きな人がいる/いない、ほしい/ほしくないという恋愛ステータスは、クリスマスの捉え方(クリスマス観)にどんな影響があるのか。

クリスマスに対する18の意識項目から、因子分析により「ピュアクリスマス」「SNSアピール」「アンチクリスマス」「サプライズクリスマス」「恋愛期待」という5つの因子を抽出。
若者の恋人ステータス別にその因子得点の平均値を算出した。
 

4_因子パターン行列


4_因子得点

以下、そこから浮かび上がった若者の4つのクリスマス観を解説(一部推察あり)。

  1. 恋人がいる「リア充」は、クリスマスに特別な時間をすごしたい【ワクワク恋人クリスマス】

    ⇒ 恋人がいるため、クリスマスの報道や雰囲気を余裕をもって楽しめる層。クリスマスは恋人とささやかながらも特別な時間を過ごしたい(&サプライズがほしい)と感じている。
     
  2. 恋人はいないが好きな人がいる「リア充予備軍」は、友だちなどと華やかに過ごし、その様子をSNSにアップする【SNSアピールクリスマス】

    ⇒ クリスマスの過ごし方について感度が高い層。本当は意中の人と過ごしたいと思っているが、まだ恋人ではないので、クリスマスは友だちなどと華やかに過ごしその様子をSNSにアップすることで、クリスマスを楽しむ自分を演出。
     
  3. 好きな人はいないけどほしい「恋を追いかける少年少女」は、今年最後のチャンスに賭ける【出会いに期待クリスマス】

    ⇒ 今現在好きな人はいないが、クリスマスまでに恋人がほしい!と思っている、恋そのものを追求している層。クリスマスパーティにも積極的に参加し、残り少ない今年のチャンスに運命の出会いを期待している。
     
  4. 好きな人はいないしほしくもない「恋愛解脱者」は、特別でもなんでもない日常的【アンチクリスマス】

    ⇒ クリスマスは何もしないし意識もしない。平常心でいつも通り泰然自若と過ごす層。恋愛解脱者はクリスマスに関しても、世間一般の価値観から解脱している。


以上

みなさんもぜひ素敵なクリスマスをお過ごしください。

次回はお正月に関する調査です。どうぞご期待ください。 

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【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
・実施時期と有効回収数:2016年11月22日 (5,415s)
・性別年代構成比を市場にあわせてウェイト調整

 

【若者インサイトラボについて】

LINE株式会社と博報堂ブランドデザイン若者研究所が、スマホをキーに若者のリアルな生態を解明するためスタートした共同プロジェクト。

国内で6400万人(MAU)の豊富なユーザー基盤を誇り、国内最大級かつアクティブ性の高いスマートフォン調査パネル(約630万人/2016年12月時点)を保有するLINEと、若者のインサイトについて長年研究を続けてきた博報堂ブランドデザイン若者研究所が、共同で調査研究を実施、公開していきます。

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LINE Research Platformについてのお問い合わせはこちらの宛先まで

dl_research_contact@linecorp.com

このブログでは、
LINE Research Platform×博報堂共同研究プロジェクト『若者インサイトラボ』の調査結果を発表しています。

早速ですが、第一回『ハロウィン調査』の結果をご紹介します。

 ◆Summary◆                
  1. ハロウィンは、女性中心に盛り上がってきたイベント
     
  2. 参加率は女性に比べ低いものの、お金を使っているのは男性
     
  3. 市場規模ではバレンタインを超えたと言われるが、国民的イベントとしてはまだまだ新顔のポジション 


目次:


まず、ハロウィンに関連することをした人のボリュームを見てみたところ、
  • 参加率は昨年並み
  • 男性に比べ、女性の参加率が高い
という結果であった。

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参加の詳細をみていくと、女性は、世代ごとにそれぞれ異なる楽しみ方をしていることがわかった。
  • 10代女性
    ハロウィン仕様のお菓子を食べたり、フェイスペイントをして写真を撮って、SNSのアイコンをハロウィン仕様に。
  • 20代女性
    10代と同様にハロウィン仕様のお菓子を食べたり、写真を撮ったりに加えて、テーマパークに行った人が多いのが特徴的。
  • 30代女性(ママ層)
    子供に仮装させて、グッズを購入して、家をかざりつけして、おうちでハロウィン。 
 
表1)ハロウィン関連行動詳細

表2)ハロウィン場所

表3)ハロウィン相手


上記で触れたように、女性のほうが積極的に参加しているが、参加理由においても、女性の盛り上がりが感じられる。
  • 10代女性は、「盛り上がれるから・はしゃげるから」
  • 10代~20代前半女性は「仮装」。「仮装がしたい」、「おそろい仮装がしたい」
  • 30代以上女性(ママ層)は、「毎年の恒例行事として楽しみにしてるから」。家族イベントとして定着している様子が伺える
一方で、男性は、「周りに誘われたから」が全世代で高く、女性ほどの熱量は感じられない。

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しかし、参加度合いとは相反して、ハロウィン関連の出費が高かったのは、男性という結果。
例えば、「仮装」に使った金額が「5,000円以上」のボリュームが、女性8%に対し、男性は15%と2倍ほどの開きがあった。

男性は、参加率は女性よりも低いものの、「参加者はがっつりお金を使う」傾向がある。
対する女性は、あまりお金を使わずに上手に準備をしているようだ。

なお、ハロウィンに使った金額を昨年と比較してみると、【昨年4,312円 → 今年5,273円】と、上昇している。

参加率は昨年並みだが、使う金額は上昇している、つまり「参加者内の熱は高まっている」といえる。

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全体ボリュームでは、「テレビやマスコミなどの報道」が一番高い。
次いで「SNSでの投稿」が高いが、特に10~20代女性で高い点が特徴的だ。

他にも世代によって傾向が分かれたものは、以下のとおり。
  • 20代までの若者では友達とハロウィンを楽しむので、「友達同士の話題」が高い
  • 30歳以上の女性(ママ層)は、おうちハロウィンが主流のため、「ハロウィン関連の食品」、「地元の街の様子」が高い

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続いて、ハロウィンにどのくらい前から参加し始めたのかを分析した。
  • 女性は「3年前~5年前から」・「それ以前から」
  • 男性は「今年から」
が多く、ここからも、ハロウィンは女性から広がっていったことが伺える。

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ここまで、女性を中心にハロウィンが行われてきた点に触れてきたが、次に、今後について触れていきたい。

来年の意向を見ると、やはり女性の意向が高く、特に10代女性が盛り上がっている。
一方男性はというと女性に比べ意向が低く、特に20代以上になると「したいと思わない」ほうが多くなる。

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続いて、ハロウィンの参加歴別にも見てみよう。

参加歴が長いほど、来年の意向も高くなっている。
このことから、ハロウィンは『今後も女性を中心に盛り上がり、定番イベントとして定着していく』と考える。

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最後に、主要イベントと比較して、「ハロウィンはどのポジションまできたのか」を分析してみた。

※以下のイベントを、「より気分が盛り上がる順番」に並べ替えてもらった。順位ごとにスコアを付与し、その平均値を算出したのが下記の表である
  • 自分や周りの誕生日
  • クリスマス
  • 夏休み
  • バレンタインデー
  • ハロウィン
 
その結果、ハロウィンは、「すべての世代において一番低い位置」であった。

総括すると、ハロウィンは、
『市場規模はバレンタインを超えたが、国民的イベントとしてはままだまだ新顔のポジション』
といえるのではないか。 

表5)イベント順位_S

⑧おまけ: 今年目立っていた仮装ランキング
今年のハロウィンで見かけた仮装の中で、「目立っていた仮装」を答えてもらった。
以下は、その中から、キャラクターについて抜粋したランキングである。

9月末から一気に話題の人となったピコ太郎が1位。
また、ポケモンGO、米大統領選、安倍マリオなどに関連する、今年の時事を踏まえた仮装がランクインした。

表5)仮装ランキング


以上

次回はクリスマスに関する調査を行います。
どうぞご期待ください。

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【調査について】
・LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
・実施時期と有効回収数:
  事前調査 2016年10月25日 (5,433s)
  事後調査 11月1日 (5,373s)
・性別年代構成比を市場にあわせてウェイト調整

【若者インサイトラボについて】
LINE株式会社と博報堂ブランドデザイン若者研究所が、
スマホをキーに若者のリアルな生態を解明するためスタートした共同プロジェクト。
国内で6400万人(MAU)の豊富なユーザー基盤を誇り、
国内最大級かつアクティブ性の高いスマートフォン調査パネル
(約300万人/2016年10月時点)を保有するLINEと、
若者のインサイトについて長年研究を続けてきた博報堂ブランドデザイン若者研究所が、
共同で調査研究を実施、公開していきます。
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LINE Research Platformについてのお問い合わせはこちらの宛先まで
《dl_research_contact@linecorp.com》 

こんにちは!
LINEサポーターズ事務局です。

先日実施した『価値観や恋愛についての調査』の結果のご紹介、最終回です!
今回は、《幸せな人とは、どんな人!?特集》をお送りします!

①幸せ度の分布
世代別に、幸せ度の分布を見てみました。

全体で見ると、80%以上の人が4割を占めています。
年齢が上がっていくにつれ、幸せ度があがっていくのが分かります。
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では、幸せ度が高い人とは、どんな人でしょうか?
ここからは、『現在の幸せ度』を「80~100%」と回答した人と、「0~79%」と回答した人とに分けて分析していきます。

②交際状況

まずは、交際状況についてみてみましょう。
《幸せ度が高い人(80~100%)》は、結婚している/婚約中の人が6割前後ととても多い人たちでした。
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③好きなタイプ
上位5項目でみると、幸せ度で大きな差はみられないのですが、
男女共に、《幸せ度が低めの人(0~79%)》のほうが数値が高い傾向が見られます。

例えば、男性では、「趣味が合う人」、「顔が好みの人」「スタイルが好みの人」といった外見の項目、
女性では、「話が面白い人」、「趣味が合う人」、「察しのよい人」、「リードしてくれる人」、「顔が好みの人」などです。
それに対して、《幸せ度が高い人》のほうが特徴的に高い項目はありませんでした。

以上の結果から、《幸せ度が低めの人》は『理想が高い』と言えるのに対して、
《幸せ度が高い人》は、比較的『現実派』といえるのではないでしょうか?
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④好きな人へのアプローチ方法
好きな人へのアプローチでも、違いが出ています。

《幸せ度が高い人》は、特に男性で顕著ですが、女性でも「自分から積極的にデートに誘う」が多いです。
逆に、《幸せ度が低めの人》は「特別なことはせずに相手からの誘いを待つ」が多いのが顕著です。

待っているけじゃダメ!?積極的に押してみるのが幸せ度UPの鍵かもしれませんね。
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『価値観や恋愛についての調査』は、全5回でご紹介していきます。
 第5回 ~幸せな人とは、どんな人!?特集~  ※当記事※

【調査について】
・実施時期 2016年6月9日~20日
・LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
・有効回収数=97,775s
・性別年代構成比を市場にあわせてウェイト調整
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