今回は、令和のJKDKに「マンガ」に関するアンケートを実施しました。「どうやってマンガを読んでる?」「好きな作品はなに?」「少女マンガって男子でも読むもの?」などさまざまな角度から、イマドキ高校生と「マンガ」の実態にせまります!

main


◆Topics◆

1.8割以上の高校生がマンガを読んでいる!
2.マンガを読むなら、男子は「本・雑誌」、女子は「スマホ」が主流
3.JKもDKも少年・青年マンガが好き!
4.いま高校生がはまっているマンガは・・・?

1.8割以上の高校生がマンガを読んでいる!

graph_1
ここ数ヶ月は「おうち時間」が長かった影響もあり、いつもよりたくさんマンガを読んだという人も多いのではないでしょうか。まずは高校生たちに「ふだんマンガは読みますか?」という質問をしてみました。すると、「よく読む」と答えた、マンガ好き派は39.1%と約4割「ときどき読む」が31.8%。「あまり読まない」が13.8%となりました。一方「まったく読まない」という人は15.4%と少数派となり、約8割強は多かれ少なかれマンガを読むことがある、とわかりました。マンガが好きな高校生は多いようですね。

2.マンガを読むなら、男子は「本 / 雑誌」、女子は「スマホ」が主流

graph_2
次に「ふだんマンガをなにで読んでる?」という質問もしてみました。「スマホで読んでいる」という回答と「紙(本/雑誌)で読んでいる」という回答が多い結果に。
スマホでは場所を選ばずマンガを楽しみ、お気に入りのマンガはコミックスで購入して手元に置いておく…そんな使い分けをしているのかもしれません。

男女別でみると、「紙 (本/雑誌) 派」と「スマホ派」で違いが出ています。DKは「紙 (本/雑誌) 派」が多く、JKは「スマホ派」が多いという結果になっています。

3.JKもDKも少年・青年マンガが好き!

graph_3
マンガは大きく分けて「少年・青年マンガ」と「少女・女性マンガ」がありますが、高校生にはどちらが人気なのでしょうか?

ふだんマンガを「よく読む」「ときどき読む」と回答した高校生に、まず「少年・青年マンガを読む?」と聞いてみたところ、JKDKともに約9割が「読む」と回答しました。
さらに「少女・女性マンガを読む?」という質問では、約8割のJKが「読む」と答えているのに対して、DKでは「読む」と答えた人が2割強、「読まない」と答えた人が約6割という結果に
JKDKともに「少年・青年マンガ」が人気がありJKが「少女・女性マンガ」より「少年・青年マンガ」をよく読んでいるようです、特に最近では人気の「鬼滅の刃」も少年マンガですし、少年マンガ、少女マンガなどにこだわらず、話題の作品や面白い作品を選んで読んでいるようですね。

4.いま高校生がハマっているマンガは・・・?

graph_4
実際に、高校生たちはどんなマンガを読んでいるのでしょうか?「いま、一番ハマっているマンガ」を聞いてみました。

「少年・青年マンガ」では、JKDKともに「鬼滅の刃」が1位を飾りました。「週刊少年ジャンプ」での連載は終了してしまいましたが、2020年5月末までのシリーズ累計発行部数6000万部は圧巻で、まだまだ根強い人気のようです。DKでは同率1位で「ONE PIECE」がランクインDKには人気ですが、JKでは5位にとどまっています。JKの2位「ハイキュー!!」は高校バレーボールをテーマにした作品で、DKでも4位にランクイン。その他、5位以内には「名探偵コナン」や「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」など、テレビアニメでも放送している人気作品も多数並びました。

「少女・女性マンガ」では、JKDKともに「ヲタクに恋は難しい」が1位で、JKでは2位を引き離してのトップに。この作品は、イラストやマンガなどの投稿・閲覧ができるSNS「pixiv」からスタートし、書籍化、実写版の映画化までされた人気作品です。JKの2位は「ちはやふる」で、DKでも4位にランクインしました。また、DKで2位、JKで4位にランクインしているのが「夏目友人帳」。この作品は「月刊LaLa」に連載中で、2005年の単行本発売から2020年6月現在で全25巻、アニメも6期にわたり放映された長寿マンガです。ニャンコ先生のキャラクターも人気でしたね。

登場人物が語る言葉に「思わず考えさせられた」、そんな経験がある人も多いのでは?特に、新型コロナウイルスによる外出自粛で、一気読みしちゃった~なんて人もいるかもしれませんね。たくさんの素敵な作品とめぐり会い、その世界観にどっぷりつかってみるのもいいですね。

【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:高校1年生~3年生 男女
実施時期:2020年5月15日~17日
有効回収数:1001サンプル

【調査データの引用・転載について】

調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。

【LINEリサーチについて】

『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは500万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

▼LINEリサーチに関する資料のご請求はこちら▼
document_request

▼LINEリサーチでの調査や調査に関するご相談はこちら▼
inquiry_form