LINEリサーチでは『出会い・結婚』に関する調査を実施しました。
前回の調査記事では、結婚意向や相手に求めることなどをご紹介しましたが、本記事では、18~69歳までの男女に聞いた、「マッチングアプリ/サービス」で出会うことについての調査結果をお届けします。
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◆Topics◆

1.マッチングアプリ/サービスでの出会い「よいと思う」割合は、20~30代で半数弱
2.未婚者のマッチングアプリ/サービスの利用意向は、20代~30代前半に高まる


1.マッチングアプリ/サービスでの出会い「よいと思う」割合は、20~30代で半数弱

はじめに、一般的に「マッチングアプリ/サービスで恋人や結婚相手と出会うこと」についてどう思うか聞いたところ、男女ともに20~30代が「よいと思う」割合が最も高く、マッチングアプリ/サービスが受け入れられやすい年代であることがわかりました。一方、男女ともに18~19歳では、「よいと思わない」が3割強と高く、「よいと思う」の割合より高い結果となりました。
マッチングアプリ/サービスを受け入れる意識は、10代(18~19歳)と20~30代とで大きな違いがあるようです。

マッチングアプリ_受容性


2.未婚者のマッチングアプリ/サービスの利用意向は、20代~30代前半に高まる

次に、自分自身が「恋人や結婚相手と出会うためにマッチングアプリ/サービスを使いたいと思うか」について、結婚していない18~69歳の男女に聞きました。
その結果、全体では、2割程度が「使いたい」という結果になりました。

未婚_マッチングアプリ利用意向

次に、年齢を1歳刻みで細かくみてみましょう。

男性では、
多くの人が社会人になる22歳から、利用したい割合が全体の1/4にあたる25%を超えるようです。その後25~34歳で最も利用意向が高く4割近くとなり、51歳以降で25%を割り込んできます。

女性では、男性と同じく社会人年齢の23歳から利用意向がある人の割合が25%を超えます。その後、27、28歳で最も利用意向が高まり3割を超え42歳以降で25%を割り込みます。

現状のマッチングアプリ/サービスは、男女とも使いたい人が増え始める年齢は一緒ですが、男性のほうが女性よりもより幅広い年代で利用意向が高く、女性のほうがより限定的な年齢層で需要が高まることがわかりました。

利用意向_m_1


利用意向_w_1



以上、いかがだったでしょうか。「マッチングアプリ/サービス」はすでに出会いの形として、20~30代を中心に受け入れられていることがわかります。前回記事でご紹介した「職場での出会い」や「紹介」などと比べるとまだまだ少数派ではありますが、様々な出会い方の1つの選択肢として引き続き浸透していくことでしょう。


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォン調査
調査対象:日本全国 15歳以上69歳以下の男女
実施時期:2020年6月5日~8日
有効回収数:52,429サンプル
※市場の性年代別構成比にあわせて回収
※本ブログのマッチングアプリ/サービス関連の設問は、18歳以上69歳以下の男女が対象

【調査データの引用・転載について】

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