11月1日は紅茶の日。江戸時代の1791年のこの日、大黒屋光太夫が日本人としてはじめて、外国での正式な茶会で紅茶を飲んだのだとか。多くの日本人に好まれている紅茶ですが、一方でコーヒー好きも多いはず。そこで、みんなはコーヒーと紅茶どちらをよく飲んでいるのか、どういった楽しみ方をしているのかなど調査しました。

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◆Topics◆

1.コーヒー派は7割、紅茶派は3割でコーヒー派多数!年代別で違いも
2.コーヒーは日中の休憩タイムに、紅茶はくつろぎタイムに飲む人が多い

1.コーヒー派は7割、紅茶派は3割でコーヒー派多数!年代別で違いも

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全体では約7割がコーヒー派、約3割が紅茶派という結果に。

男性、女性ともにコーヒー派のほうが多く、特に男性は7割強となっています。また、年代があがるにつれてコーヒー派が増える傾向があり、50代の男女ではコーヒー派が7~8割となりました。

コーヒー派の中でも、「だんぜんコーヒー派」のコーヒーファンも多く男性は5割弱、女性は約3割特に男性の40代・50代では「だんぜんコーヒー派」の割合が高く、5割を超えています。コーヒーショップや自販機でコーヒーを買って、仕事の合間に飲むといった機会も多いのかもしれませんね。

一方の紅茶派ですが、男性にくらべて女性は紅茶派が多く4割弱紅茶派は若い年代になるほど増える傾向があり、特に女性の10代・20代では紅茶派がもっとも多く、5割を超えコーヒー派をうわまわっています「だんぜん紅茶派」も女性の10代・20代に多く見られました。紅茶のお店やスタバの「ティー」専門店がオープンするなど、紅茶の人気も高いことがわかりますね。


2.コーヒーは日中の休憩タイムに、紅茶はくつろぎタイムに飲む人が多い

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では、みんなどんなときにコーヒーや紅茶を楽しんでいるのでしょうか?コーヒー派、紅茶派ともにTOP3は「仕事/勉強/家事などの合間・休憩しているとき」、「くつろいでいる・のんびりしているとき」、「リラックスしたいとき」という結果に。いずれも心身を休めるときに飲むことが多いようですね。

コーヒーは紅茶にくらべ、仕事/勉強/家事など何か作業をしている合間に飲まれることが多く、6割弱でTOP。また、5位には「眠気ざましをしたいとき」「朝起きたとき」がランクイン。モーニングコーヒーという言葉もあるように、毎朝の習慣としてコーヒーを飲む人も多いですよね。ほかにも、9位に「集中したいとき」がランクインしているのも特徴的です。

一方の紅茶は、「くつろいでいる・のんびりしているとき」「リラックスしたいとき」がTOP2となり、リラックスタイムで飲まれる傾向があるようです。また、4位に「おやつのとき」がランクイン。イギリスでは紅茶をスコーンやクッキーなどと一緒に楽しむ“afternoon tea”も親しまれていますが、それも紅茶の楽しみ方のひとつなのかもしれませんね。一方で、8位には「甘いものが飲みたいとき」もランクインミルクティーをはじめタピオカ入りのものや、ふわふわのチーズフォームが乗ったチーズティーなど、紅茶そのものをスイーツ感覚で楽しめるものもたくさんありますよね。無糖の紅茶は食事にも合わせやすいからか、9位に「食事のとき」もランクインしており、紅茶は様々な食事のシーンで欠かせない存在であることがわかります。


勉強や仕事の合間に、リラックスしたいときやおやつを食べるときなど、おいしいコーヒーや紅茶は必需品。シチュエーションによって両方楽しんだり、日替わりで種類を変えてみたり...いろいろな楽しみ方ができるのも魅力。さて、今日の1杯はどちらにしますか?


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年9月23日~25日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります。

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