10月10日は銭湯の日。1964年のこの日に、東京オリンピックの開幕を記念して制定されました。運動後など汗をかいた後のお風呂は気持ちがよいですよね。みんなはお風呂時間をどんなふうに過ごしているのでしょうか?今回はお風呂事情を調査しました。

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◆Topics◆

1.シャワー派と湯船派はほぼ半々!20代はシャワー派が6割以上
2.30代・40代は銭湯やスーパー銭湯に行く割合が高い傾向

1.シャワー派と湯船派はほぼ半々!20代はシャワー派が6割以上

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ふだん自宅でお風呂に入るとき、「シャワー派」と「湯船派」どちらが多いのでしょうか?1年を通して、皆さんがどちら派なのかを聞いてみました。全体では「シャワー派」が52%、「湯船派」が47%と若干「シャワー派」が多いものの、あまり差はなく同じくらいの割合ということがわかりました。
ただし、年代別に見ると20代では「シャワー派」の方が多く、6割以上という結果に。20代は、ゆっくりお風呂につかるというよりは、シャワーでさっと済ませる人が多いのかもしれませんね。
ほかにも、10代~40代では「シャワー派」と「湯船派」がほぼ半々
「湯船派」が「シャワー派」よりも多かったのは唯一50代で、「湯船派」が6割弱で他の年代よりも高い傾向です。

グラフには掲載がありませんが、女性は10代~20代に「シャワー派」が多く、30代以降になると「湯船派」が増える傾向に。一方の男性は、20代~40代に「シャワー派」が多く、10代・50代は「湯船派」が多い傾向がありました。

次に、入浴時間について調査したところ、「シャワー派」も「湯船派」も11分~20分未満が最も多いことがわかりました。


【入浴時間】
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「湯船派」は21分以上が過半数を超え、比較的時間をかけてゆっくりと入浴する傾向が見られます。「シャワー派」は20分未満が7割近くと、入浴自体をさっと済ませる人が多い様子。
また、10分以下という短時間も一定層おり、「湯船派」は2割弱、「シャワー派」は約3割という結果に。

ちなみに、「30分以上」入浴するのは女性の方が多く、一方で「10分以下」は男性の方が多い傾向になっています。女性の方が、ゆっくりお風呂に入る人が多いと言えそうです。


2.30代・40代は銭湯やスーパー銭湯に行く割合が高い傾向

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シャワー派も湯船派も、自宅のお風呂のほかに“銭湯”や“スーパー銭湯”などの入浴も楽しみ方のひとつ。そこで、「ふだん、銭湯やスーパー銭湯※(※街なかにあるもの/観光地にある温泉施設はのぞく) に行きますか?」と質問したところ、全体で「まったく行かない」と回答した人は3割台半ば「よく行く/たまに行く」という人は約3割ほどいることがわかりました。定期的に行くことがある人がいるようですね。

年代別に見ると、30代・40代は銭湯/スーパー銭湯に行っている割合が他の年代より若干高く、40代以上では「よく行く」という割合が高くなっています。10代は最も割合が少なく2割弱。家族や友だちとたまに行く程度で、自宅でのお風呂に入る人の方が多いようです。


シャワー派も湯船派も、生活スタイルや季節によって、入浴方法も変わってきそうですね。お風呂好きと言われる日本人にとって、入浴は大切な時間。また、最近のスーパー銭湯は、一日過ごせるよう、食事処やたくさんの種類のお風呂、休憩スペースやたくさんのマンガが揃っていたりと充実していますよね。今はコロナの影響もあり行くのを控えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、気兼ねなく行ける日が来るといいですね。シャワー派の方も、たまにはゆっくり湯船につかってみてはいかがでしょうか?


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年9月18日~20日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります。

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