毎日の暮らしに欠かせない家事。ひと言で「家事」といっても、料理やそうじに洗濯、お皿洗いなどいろいろあります。家事が得意な人も苦手な人も、家事を全くしないという人はいないのではないでしょうか。今回は、みんなが好きな家事と嫌いな家事について調査しました。

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◆Topics◆

1.好きな家事TOP2は「買い出し」と「ご飯をつくる」
2.家事代行サービスの利用経験・意向のある人は全体で約35%。女性のほうがより関心を持っている

1.好きな家事TOP2は「買い出し」と「ご飯をつくる」

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なんらか好きな家事があるという人は全体で8割男女ともに好きな家事1位は「買い出しをする・買い物に行く」でした。特に女性は4割を超えており、年代が上になるほど人気の傾向。スーパーやショッピングセンターなど買い物する場所でも、女性の方が多く見かける印象ですね。

2位も、男女共通して「ご飯をつくる」がランクイン特に20代の男女に人気の傾向がありました。男女差はほぼなく、料理が好きな男性も多い様子。自炊をすることで、食費を抑えられるメリットもありますね。

女性の3位は「洗濯物を干す」でした。洗濯物をしまったり、たたんだりするよりも、干すことが好きという人が多いことがわかりました。また、年代が上がるにつれ好きな人が増加する傾向がありました。男性も「洗濯物を干す」が8位にランクインしています。

一方で、嫌いな家事についてはどうでしょうか?なんらか嫌いな家事がある人は全体で9割弱男性のほうが、嫌いな家事がある人の割合が高いようです。

女性の嫌いな家事1位は「片づけ・整理整とんする」、2位は「トイレそうじをする」、3位は「お風呂そうじをする」でした。男性の1位は「トイレそうじをする」、2位は「裁縫(さいほう)をする(ボタンの付け替え、ぬいものなど)」、3位は「片づけ・整理整とんする」という結果に。「片づけ・整理整とんする」、「トイレそうじをする」は男女共通して嫌いな家事といえそうです。

男女別に見てみると、「お風呂そうじをする/アイロンがけをする/ふきそうじをする」は女性のほうが上位にランクインしており、割合も多いようです。「お風呂そうじをする」は、男性では好きな家事7位にランクイン女性のほうが嫌いな人が多いということがわかりました。
また、「洗濯物を干す」、「裁縫(さいほう)をする(ボタンの付け替え、ぬいものなど)」が嫌いという人は、男性のほうが多く、「洗濯物を干す」は女性では好きな家事で第3位でしたが、男性では嫌いな方にランクインしました。


2.家事代行サービスの利用経験・意向のある人は全体で約35%。女性のほうがより関心を持っている

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家事が苦手な人にとって救世主ともいえる “家事代行サービス”。実際に家事代行サービスの利用経験がある人は3%台と少数派。利用経験は男女で差が見られませんでしたが、家事代行サービスの利用意向に関しては女性が約4割、男性が2割台と、女性のほうがより関心が高いことがわかりました。

性年代別に見てみると、「利用したことはないが、今後利用してみたい」と回答したのは女性のほうが男性よりも多く、特に30代・40代では4割超え。また、年代が上がるにつれて実際に利用したことがある人が増える傾向があり、女性の50代ではもっとも多い割合で6%となりました。


男女ともに嫌いな家事がひとつもない、という人は少数派で、誰しも得意な家事、苦手な家事があるようです。好きな家事をしているときは、気分転換やストレス解消にもなりますよね。
家事代行サービスは、機会があれば利用してみたいと感じる人が一定層いるようでした。最近はハイテク・便利な家電も増えているので、そういったアイテムを日々の家事に取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
また、好きな家事・嫌いな家事では、性別や年代で違いがありました。
お互いに得意、不得意を相談したり、分担しながら一緒にやってみるのもいいのかもしれませんね。


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳〜59歳の男女
実施時期:2020年9月18日~20日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります。

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