激動の2020年も残りわずかとなりました。今年は新型コロナウイルスの影響が大きい1年にはなりましたが、エンタメやゲーム、サービスなどで新しい流行がみられました。
2020年、どんなものが流行ったのか全国約58万人に聞いた結果をみてみましょう。
◆Topics◆
1.「鬼滅の刃」が堂々1位!総合ランキング
2.年代別ランキング。「半沢直樹」、「エコバック」、「あつ森」などが上位に
1.「鬼滅の刃」が堂々1位!総合ランキング
映画も大ヒット、コミックも重版続きと数々の快挙を成し遂げている「鬼滅の刃」が、2020年流行ったと思うモノ、堂々1位となりました。
2位は「Go To キャンペーン」、3位は「半沢直樹」と続きました。
「Go To キャンペーン」は夏以降に始まったキャンペーンではありますが、ニュース等で話題になっており、広く認知・利用がされたようです。
また、令和ドラマ最高視聴率をたたきだした「半沢直樹」も今年の代表的なドラマとなりました。
コロナ禍で台頭してきたサービスや商品もトップ10入り。「Zoom」や「Uber Eats」、「オンライン〇〇」は、テレワークやステイホームなどにより、認知や利用が促進されたことが推察されます。
2.年代別ランキング。「半沢直樹」、「エコバック」、「あつ森」などが上位に
総合ランキングで1位となった「鬼滅の刃」は60代以上を除き、すべての年代において1位となっており、話題の作品ということがわかります。
年代や男女別の傾向をみてみましょう。
「あつまれ どうぶつの森」は、10-40代の男女で5位以内に入っています。
女性10-30代では、総合では9位となった「NiziU」が3位となっています。
この2つは、LINEリサーチが四半期に1回行っている若年流行調査において、6月は「あつまれ どうぶつの森」が、9月は「NiziU」が1位となっていました。特に若者の間で流行した様子がみられます。
女性40代以降は「エコバック」「洗えるマスク/ハンドメイドマスク」が3位以内にランクインしており、「エコバック」は60代以上では1位となっています。
2020年7月から始まったレジ袋有料化に伴い、利用している人の姿も多く見かけるようになりました。「エコバック」も、「洗えるマスク/ハンドメイドマスク」も、生活に密着したモノとなり、特に買い物や家族の洗濯をする機会が比較的多い年代で上位となる傾向がありました。
男性ではすべての年代で「Zoom」がランクインしました。
新しい生活様式が取り入れられ、オンライン会議やオンライン授業など、web会議システムの利用は会社員や大学生などを中心に、急激に身近な存在になった1年でした。オンライン飲み、リモート飲みといった言葉も耳にする機会が増えましたね。
そして、男性40代以降は、総合ランキング3位の「半沢直樹」が2位もしくは1位に。60代以上では「鬼滅の刃」をおさえ1位となりました。 名ゼリフや豪華俳優陣の顔芸などもドラマ放送のたびに話題になりましたね。
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