LINEリサーチでは、LINEアンケートモニタ―の中で、2021年度の新成人になる方11,664名(2000年 (平成12年) 4月2日から2001年 (平成13年) 4月1日生まれの方)を対象に、調査を実施しました。新成人の「成人の日」の過ごし方、結婚観、家事状況、なりたい職業、働きたい場所など盛りだくさんとなっています。その結果を見ていきましょう。

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◆Topics◆

1.コロナ禍の成人式。式典参加は約4割と昨年より大きく減少
2.結婚観、子供への意識は?結婚したい、子供が欲しい共に減少
3.現在何かしらの家事をしている割合は約8割。「お皿洗い」がトップ
4.新成人のなりたい職業。男性は「公務員」、女性は「看護師」が1位
5.結婚観、子供への意識は?「結婚したい」「子供がほしい」共に減少
6.これからの日本の社会は「明るいと思う」が約1割。昨年よりさらに減少
7.コロナ禍に負けない、新成人の抱負

1.コロナ禍の成人式。式典参加は約4割と昨年より大きく減少

1月11日の成人の日について、新成人となる皆さんに当日の過ごし方を聞きました。
今年は例年とは異なり、新型コロナウイルスによる影響や緊急事態宣言の影響を大きく受ける結果となっています。「成人式(式典)に参加する」という割合は、実際の会場に集まっての実施、オンラインでの実施を合わせても39%と4割を切り、昨年の結果である59%から20ポイント減少しました。

また、「この中にあてはまるものはない」が4割強と最も高くなっています。
これは、調査のタイミングが1月5日、6日と一都三県への緊急事態宣言が近々発令される準備に入ったという報道があった時期でもあり、式典の中止や延期、感染者数が増えている中で式典はあるけれど参加を自粛するといった、新成人のさまざまな予定が含まれていると考えられます。


成人式の予定



2.結婚観、子供への意識は?「結婚したい」「子供がほしい」共に減少

将来の結婚、子どもへの意識について聞きました。
いずれ結婚したいと思うかどうかについては、「結婚したいと思う」が69%と7割を切る結果となりました。昨年の73%より4ポイント減少し、「結婚したいと思わない(パートナーもいらない)」、「答えたくない/わからない」が微増しています。
なお、結婚意向のある人が結婚したいと考えている年齢の平均は男性30歳、女性28歳となっています。

新成人結婚意向


将来子どもほしいと思うかどうかについても「ほしいと思う」は65%と昨年の70%から5ポイント減少しています。一方、「ほしいと思わない」、「答えたくない/わからない」が増える結果となっています。 昨年から続く新型コロナウイルスの影響で、先行きが見えづらい状況も影響しているかもしれません。

新成人子供意向


3.現在何かしらの家事をしている割合は約8割。「お皿洗い」がトップ

現在の生活についてはどうでしょう。新成人のみなさんの家事状況について聞いてみました。 まず、現在同居している相手としては、親と暮らしている人が7割弱、1人暮らしが2割強といった状況でした。

それぞれの生活スタイルの中での家事状況は、「すべてしている」から「少しだけしている」までを含めると8割は何らかの家事をしているという結果となりました。 1人暮らしの人は、「すべてしている」が最も高く7割強、親と同居している人は「少しだけしている」の割合が最も高く、6割弱という傾向となりました。

家事_全体

家事_同居状態


何らかの家事をしている人がやっている家事としては、「お皿洗いをする」が最も高く、次いで「洗濯物・衣類をしまう」となりました。
男女別でみてみると、男性は「ごみ出しをする」が3位とやっている家事の割合として女性より高くなりました。女性は、「洗濯物をたたむ」「ご飯をつくる」が10位以内に入りました。
全体的に女性のほうが高い傾向にはありますが、男性も様々な家事を行っている様子がわかります。


ふだんしている家事

4.新成人のなりたい職業。男性は「公務員」、女性は「看護師」が1位

新成人の男女に、いちばんなりたい職業を聞いたところ、男女共通で「公務員」「会社員」「教師/教員」は上位となっています。

男性は「公務員」が1位となり、僅差で「ITエンジニア/プログラマー」が2位となりました。「研究職/研究者」「ものづくりエンジニア」なども10位以内となりました。

女性は、「看護師」が1位となりました。「保育士/幼稚園の先生」「旅行/ホテルの仕事」などもみられました。なお、「主婦/主夫」は、昨年より約2ポイントとやや減少する結果となりました。

一方で、なりたい職業「決まっていない/わからない」という割合も高く男女ともに2割弱となっています。大学生の場合は、就職活動もこれからということもあり、具体的なイメージになっていくのはもう少し後なのかもしれません。

男女別なりたい職業


5.近い将来働きたい場所、「東京都心・首都圏」が約3割、地方エリアが4割弱

これから就職活動が始まる人も多い新成人ですが、いちばん近い将来どこで働きたいと思っているかを聞いていました。
すると、東京都心および横浜、さいたま、千葉などを含む首都圏で働きたいという割合は32%という結果となりました。
また、大阪、名古屋、福岡などの首都圏以外の大都市圏は14%となり、地元と地元ではないエリアをあわせた地方エリアは36%となりました。また、実家や出身地のある「地元」の地方エリアは30%となっており、地元に帰って就職したい、働きたいと考えている人もいるようです。

現在の居住地も大きく影響するとは思いますが、東京で働きたい、地元で働きたいなど働く場所のイメージをすでに持っている人も多いようです。


働きたい場所(分割)



6.これからの日本の社会は「明るいと思う」が約1割。
昨年よりさらに減少

これから社会の中心として活躍していく年代である新成人。彼らにとってこれからの日本の社会についてどのように感じているのでしょうか。
これからの日本の社会が、「明るいと思う」「やや明るいと思う」と考えている人の割合は11%となっています。昨年においても少数派だった13%よりさらに減少する結果となりました。
この1年は、休校、自粛、緊急事態宣言とこれまで経験したことないさまざまな事態に直面し、今後の経済状況やオリンピックの開催も不透明に感じられる部分もあり、これからの未来が明るい、と新成人の皆さんが思うには難しい状況だったようです。


これからの日本


次に、実際に新成人が自分自身の「悩み/困りごと/心配ごと」としては、どのようなものがあるのでしょうか。

こちらは、男女共通して「将来のこと」が最も高い項目となりました。
次いで、男性では「勉強」「就職」、女性では「就職」「ルックス/スタイル」と続きます。
「就職」や「勉強」については昨年より割合が高い傾向がありました。中でも、女性の「就職」においては昨年より3ポイントほど高くなっていました。先行きが見えない状況から、景気の悪化や就職難といったさまざな不安を感じているのかもしれません。

悩み困りごと

7.コロナ禍に負けない、新成人の抱負

2021年の新成人に、成人を迎えるにあたっての抱負を自由記述で回答してもらいました。
今年は、「コロナにならない、うつさない」といった声も多く寄せられており、新成人にとって新型コロナウイルスの感染拡大が多大な影響を及ぼしていることを痛感します。

その中から一部のメッセージをご紹介します。

・今年から仕事も始まるので、周りに目を配り、気を使える人になりたい(埼玉県/女性)

・コロナ終息後に動き出せるよう、いろいろな面で準備できる年にしたい(神奈川県/男性)

・成人式は中止になってしまったが、新成人という自覚を持って、このコロナ禍で正しく恥じない行動をしていきたい(北海道/女性)

・お金とお酒の管理をしっかりする(佐賀県/女性)

・活力ある日本を作る人になりたい(兵庫県/男性)

・去年度より、先の読めない御時世になってしまったが、そんな時代こそ未来を生き抜いていくための努力をしていきたい(京都府/男性)

・お金をもっと稼いで彼女を養いたい(三重県/男性)

・社会人としての自覚を持ち父のような立派な人間になりたいと思います。(広島県/女性)



もうすぐ迎える成人の日、いまだコロナが収束しない状況ではあり、式典の中止や延期、友だちと集まる機会も少なく、一生に一度の晴れの日を思うと残念に思う方も多いかもしれません。ただ、成人の日を迎えて大人になることは変わりありません。様々な抱負や目標を胸に、これからの日々も前向きに懸命に過ごそうとする姿もうかがえるような調査結果となりました。


LINEリサーチでは新成人の皆様約11000人にアンケートを実施しました。LINEリサーチは豊富なモニターにより限定的な若年層への調査も実施可能です。 若年層パネルへの調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 19-20歳の男女/ 2000年 (平成12年) 4月2日から2001年 (平成13年) 4月1日までに生まれた方
実施時期:2020年1月5日~1月6日
有効回収数:11664サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります。

【調査データの引用・転載について】

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