3月3日は「み(3)み(3)」の語呂合わせから耳の日として、1956年(昭和31年) に制定されました。そこで今回は全国の10~50代男女を対象に、耳のお手入れについて調査しました。

◆Topics◆
1.年代が上がるほど耳そうじをする頻度が高い傾向2.耳そうじの方法は「綿棒」が全年代でTOP
1.年代が上がるほど耳そうじをする頻度が高い傾向
ふだん「自分の耳そうじ」をするときの頻度について質問したところ、全体では「週に2~3回」、「週に1回」がもっとも多く、それぞれ約2割でした。
また、全体の約7割が「週1回以上」耳そうじをしていることがわかりました。
年代別にみると「週1回以上」耳そうじをしている人の割合は、上の年代になるほど高くなり、40~50代は割合が高く7割超えでした。
また、「ほぼ毎日」している人の割合も、上の年代の割合が高い傾向で、30~50代では毎日する人は2割前後となっています。
男女別では、「週1回以上」耳そうじをする人の割合は女性のほうが男性よりも多く、女性のほうが耳そうじの頻度が高いといえます。
2.耳そうじの方法は「綿棒」が全年代でTOP

次に、どのような方法で自分の耳そうじをしているのか聞きました。
耳そうじの方法でもっとも多かったのは「綿棒」。30代のみ他の年代よりもやや高い傾向はありますが、おしなべて全年代でTOPという結果になりました。
男女別では、男性よりも女性のほうがやや割合が多いものの、ほぼ同じ傾向でした。 耳そうじをする際は、多くの人が綿棒を使っているようですね。お風呂上りに綿棒で耳そうじをする、という人も多いのではないでしょうか。ドラッグストアやコンビニなどで気軽に買え、使いやすいところが理由かもしれません。
2位は「耳かき(へら・スプーン型)」でした。「耳かき(へら・スプーン型)」は、年代が上がるほど割合が増え、40~50代では5割超えという結果に。昔からある耳そうじの道具なので、上の年代には使い慣れているということがあるのかもしれません。
3位は、先端がねじのような形になっている「耳かき(スクリュー型)」でした。「綿棒」や「耳かき(へら・スプーン型)」に比べると全年代で割合は1割前後と多くはありませんが、年代が上になるほど割合が増える傾向がありました。
4位は「指」で、こちらも全年代で割合は少ないものの、10~20代の割合が高く、5位「ティッシュ」も同様の傾向がありました。
「綿棒」と「耳かき(へら・スプーン型)」が全年代でダントツのTOP2という結果でした。子どもの頃に耳そうじをしてもらった際に使った道具や、もともと家にある道具など、幼少の頃から慣れ親しんでいる道具に影響を受けているのかもしれませんね。
ふだんはあまり意識することのない耳。「3月3日の耳の日」には、耳の調子を気にしてみたり、自分の耳をいたわってあげたりしたいですね。