子どもから大人まで楽しめるトランプ遊び。今回は10~50代の男女を対象に、好きなトランプ遊びについて調査。また、好きなカードゲーム/ボードゲームについても聞きました。

main

◆Topics◆

1.人気のトランプ遊びTOP2は「ババ抜き/ジジ抜き」「大富豪・大貧民」
2.好きなカードゲーム/ボードゲームTOPは「UNO(ウノ)」

1.人気のトランプ遊びTOP2は「ババ抜き/ジジ抜き」「大富豪・大貧民」

graph_1

トランプ遊びの中で好きなものを聞いたところ、全体TOPは「ババ抜き/ジジ抜き」、僅差で2位は「大富豪・大貧民」となりました。どちらも5割超で人気があります。3位以降は「七並べ」「神経衰弱」「スピード」など、昔からある定番のトランプ遊びが続いています。

男女別にみると、好きなトランプ遊びの種類に男女で差がみられます。男性のTOPは「大富豪・大貧民」。「ババ抜き/ジジ抜き」「七並べ」も上位に入る中、加えて「ポーカー」「ブラックジャック」などカジノゲーム系も男性人気が高いようです。「ポーカー」は、男性の中でも40~50代で割合が高めでした。
一方女性は「ババ抜き/ジジ抜き」がTOP。2位以降は「神経衰弱」「七並べ」「大富豪・大貧民」が続きます。そのほか女性は「スピード」も人気が高く5位にランクイン。また、「ぶたのしっぽ」「ページワン」もランクインしています。

年代別にみると、上位のトランプ遊びは若い年代ほど人気の傾向となりました。中でも「ババ抜き/ジジ抜き」、「神経衰弱」、「スピード」は10代で割合が高くなっています。全体TOPの「大富豪・大貧民」は20代で特に高い傾向となりました。ローカルルールがあったりかけひき要素があったりと、友だちと盛り上がるゲームなのかもしれません。


2.好きなカードゲーム/ボードゲームTOPは「UNO(ウノ)」

graph_2

昔からある定番のカードゲーム/ボードゲームの中で、好きなものを聞きました。
全体TOPは「UNO(ウノ)」で6割弱、2位の「トランプ」、3位の「人生ゲーム」も5割超と高い割合で続いています。TOP3はカードゲーム/ボードゲームの定番といえそうですね。

年代別にみても、全ての年代で「UNO」「トランプ」「人生ゲーム」がTOP3となっています。1971年に誕生した「UNO」は今年50周年を迎え、記念コンテンツが公開されるなど盛り上がりをみせているようです。
「トランプ」は全年代でも2位にランクインし、特に10代の割合が6割超と高くなっています。「人生ゲーム」は、10~40代では3位にランクインし、中でも10~20代では5割超、50代では割合は若い年代より低いもののTOPにランクインしています。全体4位の「リバーシ(オセロ)」も全年代で4~5位にランクインと安定した人気があります。

10代はどの項目も割合が高めですが、中でも「将棋」の割合が他の年代と比べて高くなっています。特に10代男性では4割超という割合の高さでした。同年代で活躍している将棋棋士、藤井聡太さんの影響もあるのかもしれませんね。また、10代では「チェス」も人気です。Netflixで配信中のドラマ「クイーンズ・ギャンビット」は、天才チェスプレーヤーの作品で話題のようです。

また、ロシア発のカードゲーム「ナンジャモンジャ」は10~20代でのみランクインしており、特に10代女性で高い割合でした。謎の生物を命名してすばやく呼ぶというシンプルなルールで、多くの人が楽しめそうですね。30代以降では「マージャン」や「花札」も安定した人気があるようです。「囲碁」も割合は低めですが、40~50代で10位にランクインしています。
「ドンジャラ」は全年代でランクインしていますが、特に30~40代の割合が高く、中でも40代女性に人気があります。1980年に販売された「ドンジャラ」を子どもの頃に遊んだ40代にとっては思い出深いのかもしれません。


小さい頃に遊んだトランプ遊びやカードゲームは、大人になっても楽しい思い出として残るもの。おうち時間が増えたいま、家族で気軽に楽しめるトランプ、カードゲームで遊んでみるのもよいかもしれませんね。


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年8月6日~2021年8月10日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】

調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。

【LINEリサーチについて】

『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは500万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

▼LINEリサーチに関する資料のご請求はこちら▼
document_request

▼LINEリサーチでの調査や調査に関するご相談はこちら▼
inquiry_form