週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」。人間の負の感情から生まれる化け物“呪霊”を、呪術師が呪術を用いて闘うダークファンタジー・バトル漫画です。今回は10~50代の男女を対象に、呪術廻戦の人気について調査しました。

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◆Topics◆

1.全体で約4割が「呪術廻戦」を読んだり見たりしたことがある
2.呪術廻戦で好きなキャラクターは?「五条 悟(ごじょう さとる )」が全年代でTOP

1.全体で約4割が「呪術廻戦」を読んだり見たりしたことがある

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呪術廻戦について、漫画・アニメの両方、またはどちらかを読んだり見たりしたことがあるか聞きました。
全体で約4割は「呪術廻戦」を読んだ、もしくは見たことがあるということがわかりました。男女別にみると、男性が44%、女性が38%という割合で、男性のほうがやや高くなっています。男性の割合が高いのは、週刊少年ジャンプでの連載ということが影響しているのかもしれません。また、30~40代では男女の割合の差が開く傾向にあります。

年代別にみると、若い年代ほど、読んだもしくは見たことがあると回答する割合が高い傾向であることがわかります。男女ともに10代でもっとも高く5割超、特に10代男性では6割弱となっています。
女性は10~20代で高く5割前後となっており、30代以降の3割台とは差が開く結果になりました。 過去に行った若年流行調査の2021年3月期6月期では、まわりで流行っていたり話題になっていたりするものとして、「呪術廻戦」がいずれも1位となっていました。


2.呪術廻戦で好きなキャラクターは?「五条 悟(ごじょう さとる )」が全年代でTOP

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呪術廻戦を見たり読んだりしたことがある人に、主な登場キャラクターを中心に、好きなキャラクターを聞きました。
「この中にはいない/好きなキャラクターはいない」という人の割合は、年代が上がるにつれ割合が高くなる傾向にありますが、10~20代では1割台にとどまり、この年代では特定の好きなキャラクターがいる人が多いようです。

全体のTOPは「五条 悟(ごじょう さとる )」で4割超のダントツでした。すべての年代で3~4割台の高い割合でTOPとなっています。
かっこよさや強さなど、さまざまな部分で秀でていてカリスマ性の高い「五条 悟」は、年代や性別を問わず圧倒的な人気を誇っています。

2位以降は、各年代で差がみられます。
まず10~20代では、「狗巻 棘(いぬまき とげ)」、「伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)」、「七海 建人(ななみ けんと)」が、ほかの年代と比べて割合が高い傾向にあります。12月24日公開の『劇場版 呪術廻戦 0』で主人公となる「乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)」が10代では8位と唯一10位以内にランクインしています。

また、10代は10位までの割合がすべて2割超と高くなっており、好きなキャラクターがいる人も多い様子。10代女性では、「狗巻 棘」が「五条 悟」と僅差で2位となっており、人気の高さがうかがえます。また、他の年代と比べて「伏黒 恵」「禪院 真希(ぜんいん まき)」のほか、ランキング外ですが「真人(まひと)」も割合が高めでした。

30~40代は「パンダ」が2位にランクインしています。かわいい癒し系の見た目なのに、いざというときに頼れる存在、といったギャップが人気の理由かもしれません。
主人公の「虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)」は、30~40代で3位、50代で2位にランクイン。10~20代では割合は低くないものの、5位となりました。男女別では、「狗巻 棘」は女性に人気、「東堂 葵(とうどう あおい)」は男性で人気が高い傾向となりました。


友情や努力といったストーリーは、年代性別を問わず読む人・見る人を夢中にさせてしまうのかもしれませんね。インパクトがあり個性的なキャラクターもとても魅力的です。映画の公開も控え、ますます目が離せませんね。


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年11月11日~2021年11月13日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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